私の母は、私がバイトに明け暮れ友達とカラオケに言って遊んでいるのを
私が男遊びしていると思いこんでいました
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事実は全然違くて
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むしろ男性なれもしていませんでしたし
女性というよりは 子どもだったと思います
当時は必死におしゃれなどしていましたけど
友人からも男慣れしていないとバカにもされることもしばしばありました
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でもやっと厳しい母親に反抗して、
自分で働いたアルバイトのお金で好きなものが自由に買えたりする喜びを感じていました
ずっと「ノー」を言っても聞いてくれない母親に対してやっと反抗したのです
当時は男性に興味もありましたが、
それ以上に友人たちと遊びに行ったり、バイトでみる新しい世界が新鮮でした
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母親が心配していることはないのですよ
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「お前は幸せになれない」
「淫⚫︎女」とか何回も罵倒されました
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アルバイト先に乗り込んできて父親に止められていたりしてました
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子供の私からすると
料理以外の家事全般もやってるし
(朝は家族全員分の布団を干す、3部屋の掃除を母の指定通りに掃除機をかけ、週2回は家族の大量の洋服を洗濯、バイトのない日は夕食後の食器洗いとはhの指定通りキッチンを隅々まできれいにふき磨き上げる・・・)
当時の私は十分なんじゃないかと思っていました。
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私のすぐ下の妹は何も言われないのです
謎でした
「どうして私ばかりにこんなことさせるんだ」と母に文句を言いますが
そういう時だけ、しおらしく「ミッチーだけが頼りなの、お願い」というのです
そう頼まれると弱いのです
「頼りになる私」は自分の事が大嫌いな私にとっては誇らしい一部だからです
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24歳で看護師として病院に就職します。その時にやっと念願の家から出ることが出来ました。すごく嬉しかった。
でも母親はですね、ちょうどうつ病を発症し50肩になって動けなくなり、
家を出ていく私を恨めしい目で見ながら
「家を出させてください」と土下座して感謝の気持ちを告げろというのです
悔しかったですが、これで家を出られるならと土下座していいまいした
「もう家には戻らないぞ」と誓いました
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9歳10歳離れた妹と弟が中学生でしたので、心配だったのでたまに家に帰っては掃除やご飯を作ってました
本当はこんなこともしなくてよかったのかな、とも今は思います
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仕事の人間関係も良くなり
実家に帰らなくなった私に時々母から電話がかかってきます
おどしの電話です
自分の体調がすぐれないこと
「お前は親不孝だ」などとかかってくるのです
「すぐに家に帰ってこい」とかそうした電話もあり断ると「これからお前の寮に乗り込んで暴れる」というのです
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電話に出なければ良いのです
でもその時はそんな知恵はなく
そうした母に絶望するしかありませんでした
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私自身ももう自分の将来にだんだん希望が持てなくなって
夢を描けなくなってしまいました
私も徐々に鬱っぽくなっていたんだと思います
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そして30歳頃にお見合いを突きつけてくるわけです
しかも自分が悪口を言って夫婦の息子さんです
何じゃそりゃ
結婚相手くらい自分で探すわ!見つけるわ!と思っていました
けど
いつまでもいい子でいたい私はお見合いをひとまず会って断ろうと思うのです
親の体裁を考えて
でも既に知っておられる方の息子さんなので、
答えは最初から決まってるんですよね
なのにいい顔してる自分が悪い
最初から断れば良かったのです
当時はそんな強さがありませんでした
これを経験して学びました
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母に失望したのはこの先です
牧師夫人を巻き込んでどうしても結婚させようとするのです
牧師夫人が私にいうのです「ミッチーさんは、たくさん男性とお付き合いしてるんでしょ、そろそろ結婚も考えたらどうかしら」と
牧師夫人には事実をお伝えしました
初めは信じてもらえませんでしたが、「母が私のことを男遊びしていると思っているだけで、夜の帰りが遅いのはバイトしてその友人と帰りにカラオケ行ったりしてたから」ということとお付き合いした男性はこの年齢で1人しかいないということも恥ずかしかったですが伝えました。牧師夫人は「お母さんにそれ言ったの?」と私に言いました。「その都度何回も言ってるけど信じてもらえない」と言い終わりました
その後、牧師夫人から母に「ミッチーさんは看護師さんという素晴らしい仕事をしているから、あの息子さんと結婚したらそれは続けられなくなるけどいいのかしら」といったようなことを母に言ってくれ、ようやく母は諦めてくれました。
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お断りした後もその息子さんは父親に言われて、なんやかんやと誘ってきました
断っても「聞いてなかった?」というくらいに誘ってくるのです
妹も介して
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当時は妹も母が言う事を信じて私を見下していました
妹も私の意思は聞かず、相手の息子さんの言い分の方に加勢するような形でした
私も手術室への異動が決まり、大量の勉強となれない環境への対応とお見合い関係の事で
眠れなくなりうつうつとして疲労症状が出てきていました
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今、振り返ると副腎疲労の症状がもうすでにこの時期は出ていると思います。
コーヒーを飲んで元気の前借りをしてなんとか仕事に行っていました
夜間は眠れないことが増えていました
断っても断っても誘いがくるので、おかしくなっていきました
教会から離れることでなんとかなりました
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今でもこの出来事は辛いです
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でももうそろそろ、自分を解放してあげないときついままです
本当に頑張ったな、自分とほめてあげようと思います
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ここでもやっぱり「NO」はしっかりはっきりと伝えること
そして、嫌な人の電話に出なかったりもありなんです
話をわかってもらわなくてもいいんです
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優先するのは自分の人生
自分の心と身体の健康です